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Fujifilm X-Pro1 Part 8

今回はX-Pro1の撮って出しの写真の色の単純比較。今朝は雨上がりの曇りの午前中で明るい曇りという理想的な天気だったので色の傾向を見るにはもってこいです。取りあえず裏庭を撮影してフジ得意のフィルムモードを検証します。今回は緑と赤の発色を見てみます。

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Provia



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Velvia



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Astia



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Pro Neg High



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Pro Neg Standard


ここでは忠実度(見た目との比較)を見ます。結論から言うと緑の発色はVelviaが、赤の発色はPro Neg Highが一番近い結果となりました。光線具合や被写体、表現目的で何が最適かは変わってきますが、パッと見はやはりVelviaが一番綺麗ですね(その代わりシャドウは潰れます)。標準のProviaはどの色も無難でシャドウの階調もよく出ています。総合的なバランスではAstiaが良いかも知れません。

X-Pro1はJPEG画像が良いのでRAWで現像したものよりJPEGの方が発色が良い場合が沢山あります。私は景色は間違いなくRAWで撮りますが、様々なフィルムモードの特徴を参考としながらRAW現像するのが楽しいと思います。

X-Pro1はこの他ダイナミックレンジの拡張機能などもあるので、Velviaで気になるシャドウの潰れも改善出来るのかも知れません。このカメラは設定出来るパラメータが豊富なので、全ての性格を把握するにはもう少し時間がかかりそうです。
by tarosworld | 2012-06-25 02:46 | 写真・カメラネタ
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